アップサイクル

「漁網ミサンガ」や
「あばりアート」の
ワークショップを通じて、
「ゴミという概念を捨てる」
というアップサイクルの考え方を
多くの人々に伝えていく
普及啓発活動を行っています。

アップサイクルとは、
リサイクルやリユースと異なり
もともとの形状や特徴などを
活かしつつ新しいアイデアを
加えることで別のものに
生まれ変わらせる概念です。

放っておけば産業廃棄物に
なってしまう漁網の在庫を
アップサイクルという手段で
漁網の新たな価値
を生み出しています。

ビジネス

よく勘違いされてしまいますが
弊団体の活動は純然たる
慈善事業ではありません。

弊団体では、
世界中で問題視されている
「ゴミ問題」などの環境問題、
日本で深刻な問題となっている
「後継者問題」や「公害問題」
といった社会問題を事業を通して
解決に結び付けたいと考えています。
そのためには純然たる
慈善事業では解決できない、
というのが代表の考えです。

深刻な環境問題、社会問題に対し
ビジネスの力を通して
持続可能な社会
作り上げたいと考えています。

町おこし

三重県四日市市は、
皮肉にも「四日市公害」
よって有名になった町です。

漁網産業は、「四日市公害」
の一因となった産業である
と同時に四日市の町の繁栄を
支えた産業でもあります。

僕たちは現在の四日市の町には
「四日市公害」の
ネガティブな 側面のみならず
ポジティブな 側面にも目を向けて
立ち向かう必要があると思います。

四日市の繁栄を支えた
漁網産業の名残である
「吉田製網所」自身も
活用して四日市の町が
「四日市公害」と
決着をつける契機に
なればと考えています。